カゼインテンペラ画に挑戦

二科会審査員の武藤さんが、上田で絵を描く、ということでご案内させていただきました。

桜も花桃もスイセンの花も済んでしまい、ツツジにはまだ早い季節。

どこの景色が良いのかな~、と悩んで眺めの良い国際音楽村へご案内しました。

お天気は最高!

程よい風と陽射しの中で、私もカゼインテンペラ画を教えていただきました。

子どもの頃は絵を描くのが好きでしたが、久しぶりに描き始めると、小さな絵なのに全然鉛筆が進みません。

武藤さんが絵を描く姿が絵になります。

どんな景色を、どんな色で表現するのでしょう。

武藤さんの描く絵の世界は、鮮やかでそれでいて深みがあって、思いを寄せたくなる、そんな絵です。

工房にも2枚、飾らせていただいています。

上田公園も散歩しました。

この季節、どこを歩いても新緑がきれいです。

上田城のお堀の周りに群がるスズメ。

武藤さんがカメラを向けていたので、これは絵になるのかな?と私も。

まずは師匠の真似から入らないといけません。

上田に来たならお蕎麦を、と「刀屋」さんでお蕎麦をいただきました。

武藤さんはお酒も一緒に。

風が吹く、少し肌寒い日だったので温まったことでしょう。

2日間、一緒に絵を描かせていただきましたが、自然を眺めながらゆっくり絵を描くなんて本当に久しぶり。

今年の秋にお披露目します。

それまで頑張って描き続けます。

>「日本三大紬」と言われた上田紬

「日本三大紬」と言われた上田紬

江戸時代には「日本三大紬」として一世を風靡した上田紬。真田幸村の父、昌幸がこの地に築城した際、地場産業として奨励した真田織が始まりと言われています。井原西鶴の「日本永代蔵」にも登場したような、伝統的な縞・格子の柄は今でも定評がありますが、現代の風を取り入れた色使いやデザインは、”見て楽しく纏って楽しい”上田紬を演出し、日常を豊かにしてくれます。