春を歩く、春を見つける。

近所を散歩すると、あちこちに春が溢れています。

ここは、工房から徒歩10分の大蔵郷古墳。

4世紀終わりから5世紀初めに作られた、方墳だそうです。

上がってみると、結構高さもあります。

スイセンに囲まれた道もあります。

1676年に奉納された、石灯籠。

道を下ると北国街道です。

春の花がここにも、あそこにも。

かわいらしい花がたくさん咲いていて、ついつい足元を見ながら歩いてしまう。

工房のチューリップのつぼみも、だんだんふっくらしてきました。

石垣に小さく咲く花も、存在感がある。

近所の小学校にはこんな桜も咲いていました。

卒業生が新一年生のために作ったそうです。

春は卒業と進入学の季節。

春の香りが好きなのは、人間だけではないのです。

これからは新緑の季節。

エネルギーがわいてくる。

>「日本三大紬」と言われた上田紬

「日本三大紬」と言われた上田紬

江戸時代には「日本三大紬」として一世を風靡した上田紬。真田幸村の父、昌幸がこの地に築城した際、地場産業として奨励した真田織が始まりと言われています。井原西鶴の「日本永代蔵」にも登場したような、伝統的な縞・格子の柄は今でも定評がありますが、現代の風を取り入れた色使いやデザインは、”見て楽しく纏って楽しい”上田紬を演出し、日常を豊かにしてくれます。