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上田紬

  • 2020年7月14日

岡谷蚕糸博物館

岡谷蚕糸博物館・ファクトギャラリーにて「米山悦朗 写真展」が始まりました。 写真家の米山さんとは、昨年4月岡谷の「絹文化フォーラム」で初めてお目にかかりました。 何年も、絹に関わる職人さんを取材し、毎年岡谷蚕糸博物館で写真を発表されている米山さん。 工房にも何度もお越しくださるだけでなく、横浜、銀座 […]

  • 2020年7月10日

梅は百薬の長、今年はたっぷり梅作り。

またまた梅を採りに。 梅ジュース、コンポート、ジャム、そして梅干し。 今年は頑張って作っています。 何回か梅を採りに通いましたが、後半はだいぶ色づいていました。 いつもの怪しげな格好で、スタート。 たくさん採れた〜。 よく洗って、これは梅干しにしましょうっ。 これだけでキレイ。 梅がキラキラしていま […]

  • 2020年7月6日

あっち、こっち、そっち、どっち、散歩な日々。

この季節はどこを歩しても気持ちが良いです。 あっちにもこっちにも、キレイな花。 ハチみたいに、キョロキョロしてしまう。 毎年春と秋に、お蕎麦を作っているお家があるのは、信州ならではの景色かな。 山が近いなぁーと肌で感じる毎日です。 田舎生活の良さを、季節を通して感じています。 一度離れてみたから余計 […]

  • 2020年7月4日

続・桑の実ストール

桑の葉を食べる蚕が吐く糸で織ったストールを、 桑の実で染める。 ストーリーとロマンがありますよね。 が、色んなことも起こります。 先日ていねいに絞った、桑の実果汁。 さて、とフタを開けたらシュワシュワシュワー。 見事に発酵していました。 冷蔵庫に入れて置いたのにー。 3分の1は地面にこぼれてしまった […]

  • 2020年7月2日

桑の実ストール

先日のストール、染めに使った素材はこちら。 たっぷりの桑の実です。 「ミゾ」とも言っていた桑の実。 作り方は簡単です。 熟した桑の実をよく揉んで、濃厚な果汁が出てきたら絞ります。 ひたすらこれを繰り返します。 絞った後の桑の実おからは、きっと栄養たっぷり。 染液になる果汁は、これだけとれました。 さ […]

  • 2020年6月30日

織り上がったばかりのストール、染めますっ。

織り上がった白いストール。 染めますっ。 染め液ストレート200cc、米酢100cc ぬるま湯に浸したストールを絞り、入れます。 一気に色を吸収し、こんな素敵な色に。 なんだか良い香り〜。 そして。 この透明な液体に、もう一度。 期待通りの色チェンジ! これを何度か繰り返し。 一晩寝かせます。 Z […]

  • 2020年6月29日

季節を楽しむ、漬物パラダイス。

長野県の長寿の理由は、保存食や発酵食品を良く 食べるから、と聞いたことがります。 おばちゃん達が集まると、みんな持ち寄りタッパ ーを開けてお茶会。 これが長生きの秘訣だそうですよ。 この時期、スーパーやホームセンター、100円シ ョップにも漬物用の瓶が勢揃いっ。 さて、私も畑に繰り出すか〜。 ほんの […]

  • 2020年6月24日

いつも、どこでも、どんなときも、キモノ。

おうちキモノ、ご近所までお散歩もしました。 毎日変化する新緑が、目にも心にも潤いをくれる季節。 工房から徒歩5分ほどのところにある、”蚕影さん”と言われている神社のふもとに、 藤の花がひっそりと咲いていました。 そこから更に5分ほど歩くと、見晴らしの良い高台にあずまやがあり、一面の草花が広がる景色。 […]

  • 2020年6月22日

着物、きもの、そしてキモノ。

春、楽しんだ、おうちキモノの復習。 キモノで工房をご案内です。 カラシ色のお召し紬に紅型の帯で、工房2階へ。 経糸は小枠に巻き取ってから、整経の作業に入ります。 明治時代の工房の階段はとても急なんです。 ちょっとひと休み。 淡いピンク色のお召し紬に、紅型の帯。 紅型は紬との相性が良く、最近こればかり […]

>「日本三大紬」と言われた上田紬

「日本三大紬」と言われた上田紬

江戸時代には「日本三大紬」として一世を風靡した上田紬。真田幸村の父、昌幸がこの地に築城した際、地場産業として奨励した真田織が始まりと言われています。井原西鶴の「日本永代蔵」にも登場したような、伝統的な縞・格子の柄は今でも定評がありますが、現代の風を取り入れた色使いやデザインは、”見て楽しく纏って楽しい”上田紬を演出し、日常を豊かにしてくれます。