断捨離はムズカシイ

工房は13日~16日までお盆休みをいただいていましたが、休みとはいえ目の前は仕事の山。

昨年、いえ一昨年、もっと前から土蔵の掃除を少しずつしていました。

が、なかなか進まず1年経ち、2年経ち。

「断捨離難しいーっ」が、ずっと何十年も続いていたのだと思います。

今回山積みになったのは、書類や手紙、掲載紙など。

上田紬の事が書かれた「上田の四季」という本。

こちらももちろん大切に本棚へ。

こういう本は、その当時のことが良く分かり本当に面白いです。

私が子どもの頃、大人はなんだか難しそうなことを話しているし、仕事も大変なんだろうなぁと思っていましたが、今に比べるとのんびりとした時代だったんだな、と、本のページをめくりました。

身の回りにある小さなことが大きな幸せで、今よりもっと人が人に近かったように感じます。

今の方がより便利に、より過ごしやすくなっているのに、本の中はもっと良い時代だったような気がしました。

こんな資料や伝票も。

指定工芸品になるために、申し出書を出した時のもの。

仕切り書にも丁寧に記入されていました。

たくさんの苦労があって、今の上田紬があるんだなぁと再確認しました。

こうして一つ一つ目を通していると、掃除はなかなか進みません。

>「日本三大紬」と言われた上田紬

「日本三大紬」と言われた上田紬

江戸時代には「日本三大紬」として一世を風靡した上田紬。真田幸村の父、昌幸がこの地に築城した際、地場産業として奨励した真田織が始まりと言われています。井原西鶴の「日本永代蔵」にも登場したような、伝統的な縞・格子の柄は今でも定評がありますが、現代の風を取り入れた色使いやデザインは、”見て楽しく纏って楽しい”上田紬を演出し、日常を豊かにしてくれます。