明けましておめでとうございます。

2021年、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

今朝の初日の出。

2020年も、一夜明けた2021年の元旦も、なにも変わらず朝焼けがとても美しいのです。

昼前には青空が広がり、着物で新年を迎えます。

華やかなお召し紬に、ちりめんの紅型帯。

気持ちがシャキっとします。

今日はのんびり過ごすんだ~、と決めていたので年末書けなかった分の年賀状を書いたり、パソコンのデータを整理したり。

やっぱりやること盛りだくさん。

今年の干支は丑。

年賀状にはウシのある部分を、つむぎ糸で表現してみました。

お手元に届いた方、ニヤリとしてくださるかな~。

今年ビックリしたのは、日本カモシカがシカ科ではなくてウシ科だということ。

名前にシカがつくのに、ウシ!?

そういえば、角がシカみたいに立派でなくて、控えめな優しい角です。

思い込みって、いつどんな状況でもあるんでしょうね。

着物に関しても、私はまだまだ先入観とか固定概念があると思います。

今年はもっと自由に楽しめたらいいな、と思います。

夕方の夕日もこの土地を包み込むような優しさでした。

この一瞬の景色を一人占めしているんだから、贅沢です。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

>「日本三大紬」と言われた上田紬

「日本三大紬」と言われた上田紬

江戸時代には「日本三大紬」として一世を風靡した上田紬。真田幸村の父、昌幸がこの地に築城した際、地場産業として奨励した真田織が始まりと言われています。井原西鶴の「日本永代蔵」にも登場したような、伝統的な縞・格子の柄は今でも定評がありますが、現代の風を取り入れた色使いやデザインは、”見て楽しく纏って楽しい”上田紬を演出し、日常を豊かにしてくれます。