いつも、どこでも、どんなときも、キモノ。

おうちキモノ、ご近所までお散歩もしました。

毎日変化する新緑が、目にも心にも潤いをくれる季節。

工房から徒歩5分ほどのところにある、”蚕影さん”と言われている神社のふもとに、

藤の花がひっそりと咲いていました。

そこから更に5分ほど歩くと、見晴らしの良い高台にあずまやがあり、一面の草花が広がる景色。

なんて気持ちが良いのでしょう~。

キモノは藤色の縞の平紬に、紅型の帯。

足元はスニーカー。

工房の近くの小路へお散歩した時は、

カジュアルで着やすい紺地の格子と黄の織り帯で。

工房の壁はなまこ壁です。

そして、

私がキモノを着るたびに興味津々だったシバッチ。

キモノで犬の散歩も、ありかな。

>「日本三大紬」と言われた上田紬

「日本三大紬」と言われた上田紬

江戸時代には「日本三大紬」として一世を風靡した上田紬。真田幸村の父、昌幸がこの地に築城した際、地場産業として奨励した真田織が始まりと言われています。井原西鶴の「日本永代蔵」にも登場したような、伝統的な縞・格子の柄は今でも定評がありますが、現代の風を取り入れた色使いやデザインは、”見て楽しく纏って楽しい”上田紬を演出し、日常を豊かにしてくれます。