夏祭り

毎年活気にあふれる夏祭り。

ここ数年、自粛や縮小が続いていましたが、今年は4年ぶりに市内のお祭りが盛大に行われました。

子どもの頃は地域で参加したり、学校で揃いのTシャツを着て踊った「上田わっしょい」。

今年は家でのんびりテレビで見ていました。

知り合いが出ていたー、とか、アレンジの踊りも面白いな、と、見るだけの参加も良いものです。

「信州上田花火大会」も家でのんびりテレビから。

窓を開ければ、音も聞こえて花火の形も見えますが、テレビで解説を聞いたり会場の様子を見ながら楽しむのも面白い。

地元小学校での地元商工会主催の「どんどこ祭」も今年は賑やかでした。

ステージ発表も楽しいし、子ども達のお店や、商工会の方の屋台は地域の交流の場です。

お祭りのフィナーレに、グランドで打ち上げる花火を間近で見るのは、すごい迫力なのです。

毎年、足を運ぶのは地元の「りんご祭」。

提灯の明かりや、お寺さんで流れる演歌は風情があって良いし、山の中腹から市内を眺める夜景も、ほどよい田舎町感があって好きです。

信州はお盆を過ぎると秋風が吹く、と言われますが、夏祭りが一つ、一つと後になる度、秋が近づいてくる気がします。

地元の人が笑って参加交流出来るお祭りが、これから先も続くと良いなと思います。

>「日本三大紬」と言われた上田紬

「日本三大紬」と言われた上田紬

江戸時代には「日本三大紬」として一世を風靡した上田紬。真田幸村の父、昌幸がこの地に築城した際、地場産業として奨励した真田織が始まりと言われています。井原西鶴の「日本永代蔵」にも登場したような、伝統的な縞・格子の柄は今でも定評がありますが、現代の風を取り入れた色使いやデザインは、”見て楽しく纏って楽しい”上田紬を演出し、日常を豊かにしてくれます。