春の雪

春分の日はポカポカと暖かい日で、お花とおはぎとお線香を持ってお墓へ行きました。

“そろそろ咲くなぁ”と眺めていた、この地域で一番早い桜。

蚕影神社のふもとの桜が、もう花を咲かせていました。

昔は立派な木だったのですが、いつか木は切られ。

残念に思っていたのですが、枝分かれした桜が勢い良く空に向かって、優しい桜の姿を見せてくれるようになりました。

お墓への道も気持ちの良い春の道になって来ました。

お彼岸でお墓に来られるご近所さんも多かったな。

でも、今日はこんな雪!

裏山が真っ白になりました。

水をたくさん含んだ春の雪です。

雪かきはしなくて良さそうですが、まだまだ積もっていきそうです。

この土地は風も強いけれど、季節のうつろいをとても美しく感じられるところです。

この春、上田市から委嘱状が届きました。

第一会の会議は上田紬お召し紬で出席させていただきました。

貴重な機会をいただき、地域の方々に学びながら出来ることを積み重ねていきたいと思います。

>「日本三大紬」と言われた上田紬

「日本三大紬」と言われた上田紬

江戸時代には「日本三大紬」として一世を風靡した上田紬。真田幸村の父、昌幸がこの地に築城した際、地場産業として奨励した真田織が始まりと言われています。井原西鶴の「日本永代蔵」にも登場したような、伝統的な縞・格子の柄は今でも定評がありますが、現代の風を取り入れた色使いやデザインは、”見て楽しく纏って楽しい”上田紬を演出し、日常を豊かにしてくれます。