エネルギーあふれるキモノ!製作中!

3色のグラデーションのキモノを作っています。

整経、黄色から朱に変わりました。

やっと半分くらいです。

3色がそろうとこんな感じ。

きれいです!

本数が間違いなくそろったら、

整経のまとめに入ります。

こうして、綾をまとめて糸の始まりとおしまいを決めるのです。

整経の最中は、始まりもおしまいはもちろんありますが、ここで初めてハサミを入れてスッキリさせます。

そして、糸をくさり状にして巻き取ります。

長いシルクのネックレスの出来上がり~。

毎度、毎度、長いものに巻かれてしまうのです。

このシルクの輝きは、とにかくキレイなのです。

美しいキモノ、までもう少し。

巻き付けます。

綾があるので絡まりません。

のばし、

巻き付け、

経糸の完成だ~!

これから待っている作業は。

経つなぎ。

まずは、大変な作業の前に深呼吸しましょ。

左側が織り上がった糸。

右側がこれから織る糸です。

色が全然違いますよね~。

はいっ。

織る側に新しく織る糸がやってきました~。

さて、ここからひたすら“鶴の恩返し”の始まりです。

織り上がりをお楽しみに。

>「日本三大紬」と言われた上田紬

「日本三大紬」と言われた上田紬

江戸時代には「日本三大紬」として一世を風靡した上田紬。真田幸村の父、昌幸がこの地に築城した際、地場産業として奨励した真田織が始まりと言われています。井原西鶴の「日本永代蔵」にも登場したような、伝統的な縞・格子の柄は今でも定評がありますが、現代の風を取り入れた色使いやデザインは、”見て楽しく纏って楽しい”上田紬を演出し、日常を豊かにしてくれます。