展示会の写真撮影会

写真家の米山悦朗さんに、初めてお目にかかったのは2019年の岡谷市、「日本絹文化フォーラム」でした。

その後、岡谷蚕糸博物館で写真展をしていただけることになり、

1年ほどかけて、工房だけでなく、横浜、銀座、吉祥寺の展示会場にお越しくださり写真撮影をしてくださいました。

今回は、11月からの岡谷蚕糸博物館の企画展にあわせての写真撮影のため、久しぶりに工房にお越しくださいました。

米山悦朗さんが、工房の写真を撮ってくださっている姿が良いです。

糸と話をしているのでしょうか。

工房の中に溶けこんで、米山さんが写真を撮る姿がすでに芸術です。

机の上に座ったって、いいんです。

写真撮影も体力勝負。

私も真似して撮ってみましたが、プロとはくらべものにならないです。

米山さんにいただいた、鎌倉の美味しいお菓子をいただきながら。

糸のまち岡谷について、勉強しましょう。

>「日本三大紬」と言われた上田紬

「日本三大紬」と言われた上田紬

江戸時代には「日本三大紬」として一世を風靡した上田紬。真田幸村の父、昌幸がこの地に築城した際、地場産業として奨励した真田織が始まりと言われています。井原西鶴の「日本永代蔵」にも登場したような、伝統的な縞・格子の柄は今でも定評がありますが、現代の風を取り入れた色使いやデザインは、”見て楽しく纏って楽しい”上田紬を演出し、日常を豊かにしてくれます。