工房にこもる日々、良い時間です。

寒い冬の日は、工房にこもって仕事。

1月~2月末頃は、上田市内にも観光客が多くないので、工房も静かです。

すき間風は入りますが、

木の空間で自分のリズムで働くのは心地よいもの。

時間の流れはとても静かで緩やかですが、

時に仕事と自分の時間に追われてしまう。

そんな時は、裏山でのび~。

田舎は癒しの環境がいっぱいです。

織り上がった着尺。

グラデーションがきれいです。

春が待ち遠しいなぁ。

>「日本三大紬」と言われた上田紬

「日本三大紬」と言われた上田紬

江戸時代には「日本三大紬」として一世を風靡した上田紬。真田幸村の父、昌幸がこの地に築城した際、地場産業として奨励した真田織が始まりと言われています。井原西鶴の「日本永代蔵」にも登場したような、伝統的な縞・格子の柄は今でも定評がありますが、現代の風を取り入れた色使いやデザインは、”見て楽しく纏って楽しい”上田紬を演出し、日常を豊かにしてくれます。