いつも散歩している景色の中に、少しずつ道が出来て、少しずつ舗装されて道路になって。
ついに今日が、道の開通と信号機の点灯開始です。
朝7時頃からテントを張って準備していました。
昔はこの辺りは豚小屋があったところ。
道になってしまうと昔の面影が感じられず、ずっと道だったかのような顔をしています。
午後様子を見にいったら、もう当たり前のように信号が動いて車が通っていました。
ここに信号機が設置されるのに、どれくらいの人が動いたことでしょう。
毎日毎日変化する自然の景色の中で、人の社会も毎日毎日少しずつ変わっていきます。
私が小学生の頃、小学校の隣の道にジュースの自動販売機が出来るというので、保護者が反対をしていました。
つぶつぶオレンジの自販機は置かれることになりましたが、その場所に馴染まずしばらくして撤去されました。
あれから30年余り。
随分故郷も変わりました。
多分これからも変わり続けるかもしれません。
変わっていくものと、変わらなくていいものってなんだろう。
そんなことをぼんやり考えながら、仕事をする年末です。