『蚕都展』開催します!

私が住んでいる長野県上田市は、かつてお蚕さんの卵である蚕種を製造する蚕種製造業、養蚕、製糸、織り物、すべてを行う「蚕都」といわれる土地でした。

今でも「蚕都上田」という言葉は聞かれますが、その意識はだんだん薄れつつあるような気がしています。

ご縁をいただきまして、上田市サントミューゼで『蚕都展』をさせていただくことになりました。

「蚕都」ってなんとなく分かるけど、どういうことかな?という皆さんに、是非参加していただけたらと思います。

31日(金)は、10時からサントミューゼ小ホールで「蚕都展フォーラム リレートーク」を行います。

普段聞くことのない「蚕都」に関わる皆さんのお話はとても楽しみです。

芝生広場では、31日(金)、11/1(土)で「シルクロードマルシェ」を行います。

養蚕の神様ネコの作品や、つむぎ糸を使った作品などの他に、機織り体験やまわた作りのワークショップをお楽しみいただけます。

スタンプラリーも予定していますので、3つ集めて素敵な景品を受け取ってくださいね。

『蚕都展』でお会いしましょう!

>「日本三大紬」と言われた上田紬

「日本三大紬」と言われた上田紬

江戸時代には「日本三大紬」として一世を風靡した上田紬。真田幸村の父、昌幸がこの地に築城した際、地場産業として奨励した真田織が始まりと言われています。井原西鶴の「日本永代蔵」にも登場したような、伝統的な縞・格子の柄は今でも定評がありますが、現代の風を取り入れた色使いやデザインは、”見て楽しく纏って楽しい”上田紬を演出し、日常を豊かにしてくれます。