「善光寺さん」に憧れて、番組の中で

長野朝日放送 abn”「善光寺さん」に憧れて”という番組の中で、女優の常盤貴子さんが上田紬をお召しくださいました。

今年、御開帳を迎える善光寺。

全国から大勢の方が訪れて賑やかな様子が、テレビでも伝わってきます。

7年に1度の御開帳を紹介する番組の中で、上田紬の着物をお召しいただきとても嬉しく思います。

工房のぼかしの着物に、紅型の帯を合わせて、落ち着いた雰囲気でお召しくださっています。

春先の撮影だったので、もっと明るい色が良いのかな、などと思いましたが

こうして放送を見ると、春の新芽を生み出す大地の優しさを思わせるようで素敵です。

工房にはお召しいただいた着物一式を展示してありますので、是非ご覧ください。

>「日本三大紬」と言われた上田紬

「日本三大紬」と言われた上田紬

江戸時代には「日本三大紬」として一世を風靡した上田紬。真田幸村の父、昌幸がこの地に築城した際、地場産業として奨励した真田織が始まりと言われています。井原西鶴の「日本永代蔵」にも登場したような、伝統的な縞・格子の柄は今でも定評がありますが、現代の風を取り入れた色使いやデザインは、”見て楽しく纏って楽しい”上田紬を演出し、日常を豊かにしてくれます。