上田城 千本桜まつり

毎年開花を楽しみにしている上田城の桜。

この2年ほどは自粛ムードでゆっくり見に行くことが出来ませんでしたが、今年こそ!と、久しぶりに上田城へ。

満開のしだれ桜を楽しみに、たくさんの人が上田城のお堀を訪れていました。

やっぱり桜を見ると心が華やぎます。

季節の移ろいを自然の中で感じることで心がとても豊かになる気がします。

1週間ほどで花びらが舞ってしまうのが惜しいですが、だからこそこの一瞬の桜の開花を大勢の人が楽しむのですね。

毎年季節を感じて、花を咲かせ実をつける木々は本当にたくましく感じます。

夜桜も見に行ってしまいました。

昼間の優雅に輝く桜も、夜の厳かにたたずむ桜もどちらも心を震わせます。

人の心を震わせるような、こんな作品をつくることが出来たらなぁと思う春の一日でした。

>「日本三大紬」と言われた上田紬

「日本三大紬」と言われた上田紬

江戸時代には「日本三大紬」として一世を風靡した上田紬。真田幸村の父、昌幸がこの地に築城した際、地場産業として奨励した真田織が始まりと言われています。井原西鶴の「日本永代蔵」にも登場したような、伝統的な縞・格子の柄は今でも定評がありますが、現代の風を取り入れた色使いやデザインは、”見て楽しく纏って楽しい”上田紬を演出し、日常を豊かにしてくれます。