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今日のキモノ

  • 2020年11月2日

高崎高島屋さんで「自性寺焼き展」を拝見しました。

不思議なことに、最近群馬県の皆さんとご縁があります。 安中市で“自性寺焼”をされている、青木昇さんの工房におじゃましたのは、かれこれ4年ほど前でしょうか。 上田でお世話になっている方の弟さんとのことで、上田から数人でおじゃましたのが初めてのご縁。 今回は、高崎の高島屋さんで個展をされるとのことで伺い […]

  • 2020年10月29日

ながの東急に「赤津焼き」「京鹿の子絞り」の工芸士お二人参上。

伝統工芸展などでご一緒させていただく工芸士のお二人が長野に来られる、というので早速応援に行きました。 応援、のつもりが、久しぶりの再会でおしゃべりも楽しくて、お邪魔になってしまったかな。 お二人が、地元長野の百貨店に来てくれるなんて嬉しい限りです。 展示会でご一緒させていただく時は、作品をゆっくり見 […]

  • 2020年8月3日

長野大学の皆さんに、情報誌「てくてくうえだ」の取材をいただきました。

8月に入り、暑い日が続いています。 地元長野大学の皆さんに、「てくてくうえだ」という上田の情報誌の取材をいただきました。 ゼミの皆さんが、実際に上田の街を歩いて見つけた魅力的な場所やものこと、人を掲載しているとのことです。 長野大学といえば、つい数年前に公立となり県外からの受験生もすごく増えたとか。 […]

  • 2020年7月4日

続・桑の実ストール

桑の葉を食べる蚕が吐く糸で織ったストールを、 桑の実で染める。 ストーリーとロマンがありますよね。 が、色んなことも起こります。 先日ていねいに絞った、桑の実果汁。 さて、とフタを開けたらシュワシュワシュワー。 見事に発酵していました。 冷蔵庫に入れて置いたのにー。 3分の1は地面にこぼれてしまった […]

  • 2020年7月2日

桑の実ストール

先日のストール、染めに使った素材はこちら。 たっぷりの桑の実です。 「ミゾ」とも言っていた桑の実。 作り方は簡単です。 熟した桑の実をよく揉んで、濃厚な果汁が出てきたら絞ります。 ひたすらこれを繰り返します。 絞った後の桑の実おからは、きっと栄養たっぷり。 染液になる果汁は、これだけとれました。 さ […]

  • 2020年6月30日

織り上がったばかりのストール、染めますっ。

織り上がった白いストール。 染めますっ。 染め液ストレート200cc、米酢100cc ぬるま湯に浸したストールを絞り、入れます。 一気に色を吸収し、こんな素敵な色に。 なんだか良い香り〜。 そして。 この透明な液体に、もう一度。 期待通りの色チェンジ! これを何度か繰り返し。 一晩寝かせます。 Z […]

  • 2020年6月24日

いつも、どこでも、どんなときも、キモノ。

おうちキモノ、ご近所までお散歩もしました。 毎日変化する新緑が、目にも心にも潤いをくれる季節。 工房から徒歩5分ほどのところにある、”蚕影さん”と言われている神社のふもとに、 藤の花がひっそりと咲いていました。 そこから更に5分ほど歩くと、見晴らしの良い高台にあずまやがあり、一面の草花が広がる景色。 […]

  • 2020年6月22日

着物、きもの、そしてキモノ。

春、楽しんだ、おうちキモノの復習。 キモノで工房をご案内です。 カラシ色のお召し紬に紅型の帯で、工房2階へ。 経糸は小枠に巻き取ってから、整経の作業に入ります。 明治時代の工房の階段はとても急なんです。 ちょっとひと休み。 淡いピンク色のお召し紬に、紅型の帯。 紅型は紬との相性が良く、最近こればかり […]

  • 2020年6月20日

キモノデビュー、kariko。

梅雨の雨が続いています。 まだ着物でお出掛け気分にはなれなくて、この春のおうちキモノの復習を。 初めておうちキモノを始めたのは3月24日でした。 まだ肌寒くて、梅の花が咲き始めたころ。 ”月光”のキモノに紅型の帯。 ここから、Karikoさんのデビューです。 せっかくならキモノを着て、工房をご案内し […]

  • 2020年6月6日

お気に入りのバッグたち。

時間の流れが急には元に戻らないので、ツムギバッグを持ってアピール。 黄色い革のトートバッグはA4サイズがすっぽり入って、お洋服にも着物にも便利。私も頻繁に使っています。 がま口のバッグは口がすっぽり空いて、出し入れ簡単。 マチがあるから使いやすいのです。 手元で持ちたい、スクエアがま口。お化粧道具な […]

>「日本三大紬」と言われた上田紬

「日本三大紬」と言われた上田紬

江戸時代には「日本三大紬」として一世を風靡した上田紬。真田幸村の父、昌幸がこの地に築城した際、地場産業として奨励した真田織が始まりと言われています。井原西鶴の「日本永代蔵」にも登場したような、伝統的な縞・格子の柄は今でも定評がありますが、現代の風を取り入れた色使いやデザインは、”見て楽しく纏って楽しい”上田紬を演出し、日常を豊かにしてくれます。