お雛様

子どもの頃のお雛様を、毎年飾っていましたが、今年はこちら。

掃除をしていて祖父母の部屋から見つけたのです。

きっと昔、どこかの展示会でご一緒させていただいた方か、民芸品屋さんで購入したのだと思います。

しばらくは、私のコモノコーナーで。

山の梅の花も咲いて来ました。

暖かい風がたまに肌の上を通る、春です。

この景色も。

山からの景色はいつ見ても気持ちがいい。

お稲荷さんにおまいりをして。

隣のご先祖様にもおまいりをして。

お供えするのは、みすず飴。

私も山からの景色を眺めながら、一つ食べて帰ります。

だれかな。

少し前まで、ここにいたみたい。

ご先祖様や、動物や、今生きている私たち。

みんなが大切にしている裏山です。

この山に見守られて生きている、と感じます。

>「日本三大紬」と言われた上田紬

「日本三大紬」と言われた上田紬

江戸時代には「日本三大紬」として一世を風靡した上田紬。真田幸村の父、昌幸がこの地に築城した際、地場産業として奨励した真田織が始まりと言われています。井原西鶴の「日本永代蔵」にも登場したような、伝統的な縞・格子の柄は今でも定評がありますが、現代の風を取り入れた色使いやデザインは、”見て楽しく纏って楽しい”上田紬を演出し、日常を豊かにしてくれます。